お知らせ
2024/7/14
弓矢組が復活します
最後の武者行列が行われてから50年。ついに弓矢組が再始動します。
弓矢町にはかつて神事や魔除け用の弓矢や弦の製作を手掛けた弦召と呼ばれる人々が住んでいました。祇園祭では棒を手にして神輿の露払いを行い、甲冑姿の武者たちが警護にあたったと記録されています。そして明治8年に、祇園祭の協賛組織として結成された「清々講社」の第弐号に指定されたのが「弓矢組」の始まりです。
武者神役(武者行列)は中断と復興をくり返しつつも、財政的な負担や甲冑の損傷などの理由から、昭和49年(1974)を最後に行われなくなりました。
そのような中、内外で武者神役の復活を望む声が大きくなったことを受けて、今年度から「弓矢組プロジェクト」をスタート。令和7年の行列復活を目指して、鎧の調査・修復や、時代に沿った新たな形の武者神役を模索している最中です。
武者神役復活の足掛かりとして、令和6年は弓矢組の組旗と半纏を新調。17日の神幸祭では新しい組旗のもと、旗持2名と裃組6名が他学区から独立した形で行列に供奉いたします。
復活には皆様のお力添えが不可欠です。応援よろしくお願いいたします。
令和5年度
弓矢町武具飾
日にち 令和5年7月15日(土)~17日(月)
時 間 10時00分~17時00分
2023年のチラシが完成しました。
SNSでも武具飾りの様子をお伝えする予定ですので、
そちらもぜひご覧ください。
今年はまいまい京都様によるツアーも開催します
(要予約。詳しくはまいまい京都様のHPで)
皆さま、ぜひお越しください!
【終了しました】弓矢町デジタルアーカイブ報告会
当日の様子はコチラ
「弓矢町文書から読み解く明治時代の武者行列」
講 師 佐藤 弘隆 氏
愛知大学地域政策学部准教授。立命館大学アート・リサーチセンター客員協力研究員や、同志社大学人文科学研究所嘱託研究員などを兼任。2019年から弓箭閣の所蔵品をデジタル化し、保存や調査・研究を行う。2021年3月には「近代京都における町文書を用いた町内景観の復原:京都市東山区「弓矢町文書」の性格と復原方法の検討(アート・リサーチ21巻)」という論文を発表している。
日にち 令和5年6月11日(日)
時 間 13時30分開場
14時00分開演
【事前申込制】定員40名
①氏名 ②住所 ③電話番号 ④参加人数
を電話・メールにてお伝えください。
電話:090-8367-2055(岡田)
受付期間 令和5年5月1日~5月31日
(定員に達し次第締め切ります)
場 所 やすらぎ・ふれあい館
(京都市東山区五条通大和大路東入5丁目梅林町576-5)